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初心者は気になる?シュノーケリングとダイビングってどう違うの??

2017.04 01

夏といえば海!海といえばマリンスポーツ!

 

マリンスポーツには様々な種類のものがありますが、その中でもシュノーケリングとダイビングは、ともに海を散策し、海中を観察して楽しむことができる、人気のスポーツです。ただ、この2つのアクティビティの違いについては、あまりご存知でない方もいらっしゃるのではないでしょうか。初心者の場合には、どっちを選べば良いのか悩んでしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、シュノーケリングとダイビングの違いについて紹介します。

シュノーケリングとダイビングの違いは、大きく分けて3点あります。「器材」「散策方法」「資格や年齢制限の有無」です。順に見ていきましょう。

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違い1つ目:器材


シュノーケリングに必要な器材は、シュノーケル(空気を吸うための筒)、マスク(水中眼鏡)、フィン(足ひれ)の計3つです。これさえあればシュノーケリングを楽しむことができます。いずれも、スポーツ用品店やホームセンターなどで手軽に入手することができます。服装は、ウェットスーツやライフジャケットといった、浮力の大きいものを使用します。

 

スキューバダイビングは、上記3つの器材に加えて、背中に背負う空気タンク、その空気タンクの中の空気を吸うために口にくわえるレギュレーター、空気の量を表示するゲージなど、全部で10点ほどの器材を身につけます。そのため、かなり重装備で行うことになります。服装は、季節に応じてウェットスーツやドライスーツなどを着用します。

 

違い2つ目:散策方法


シュノーケリングは、基本的に海を潜りません。シュノーケルを口でくわえ、筒の先を水面から出して呼吸を行うため、水面に浮いたままの状態で海を散策することになります。慣れてくると海に潜ることもありますが、その場合は息継ぎのために再び水面に戻ってくる必要があります。

 

一方のダイビングは、空気タンクによって呼吸を確保しているため、息継ぎの必要がなく、完全に海に潜って長時間の散策を行うことができます。そのため、深い場所でしか見ることができない海の生き物も観察することができて、本格的です。

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画像提供:JAMマリンクラブ

 

違い3つ目:資格や年齢制限の有無


シュノーケリングを行う際には、事前の説明や浅瀬での練習はしっかり行いますが、ライセンスや資格などは特に必要がありません。また、下限・上限ともに年齢制限は存在せず、幅広い年齢の方が気軽に楽しむことができます。

 

ダイビングは、原則として10歳以上にならないと楽しむことができません。成長期における水圧の影響などが考慮されているためです。一方で上限は存在せず、年配の現役ダイバーの方も多くいらっしゃいます。

また、ダイビングを本格的に楽しみたい場合は、「Cカード」と呼ばれるライセンスが必要になります。ダイビングのライセンスは、潜れる場所や深さなどによって多くの種類に分かれているのですが、一般的には最初に取得する資格はOWD(オープンウォーターダイバー)というものです。OWDを取得すると、2人以上のダイバーと一緒に18mの深さまでダイビングすることができます。

 

シュノーケリングとダイビングの違い、いかがだったでしょうか。シュノーケリングは、軽装で水面近くを泳ぐもので、資格なしに誰もが楽しめる一方、ダイビングは、本格的な装備のもと海深く潜るもので、楽しめる人にある程度の制限があることがお分かり頂けたと思います。

沖縄周辺には多くのダイビングスポットが点在します。初心者の場合には、自己流でスケジュールを調整するよりもツアーなど旅行会社を利用するのがオススメです。休暇を取った場合には、飛行機を利用して、沖縄でダイビングはいかがでしょうか?

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