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美しいビーチで映画の撮影も!手つかずの自然が残る川平タバガー

2017.06 24

石垣島の川平(かびら)には、湾内に小さな島々が点在する「川平湾」や、マンタの遭遇率が高いダイビングスポット「川平石崎マンタスクランブル」など、知名度の高いスポットがありますが、これらの周辺には、穴場的なビーチである「川平タバガー」があります。

 

白い砂浜と遠浅の海が広がる川平タバガーは、その美しい光景を活かしてさまざまな撮影が行われてきました。また、川平タバガーは遠浅の海であることから、シュノーケリングに最適です。初心者も十分に楽しめる川平タバガーについて見ていきましょう。

 

川平タバガーって、どんなところ?


川平タバガーは、石垣島の北西の海岸に位置しており、小さな島々が点在する湾である「川平湾」と、マンタと遭遇しやすいダイビングスポットとして知られる「川平石崎マンタスクランブル」の中間付近にあります。

 

川平タバガーは、白い砂浜とコバルトブルーの海が広がっており、絶景の名にふさわしいビーチです。その光景を活かし、川平タバガーでは映画の撮影が行われたこともあります。そのため、地元では「撮影場」と呼ばれています。

 

川平タバガーに行くには、川平湾から石垣シーサイドホテルの方向へと向かい、途中で右斜めに分かれた舗装されていない道に進みます。その道を電柱に沿ってまっすぐに走り続けると、川平タバガーの入り口に着きます。

 

なお、ビーチへの出入り口は木々で囲まれており、細い道しかありません。またビーチから道へと戻る場合、木々の中に細い道が隠れた状態となるため、来た道を見失ってしまうことがあります。どこからビーチに来たかを忘れないようにしましょう。

 

遠浅の海が広がる川平タバガー


穴場的なビーチである川平タバガーには遠浅の海が広がっています。穴場的なビーチであり人が少なめであることから、開放的な気分を味わうことができます。

 

川平タバガーの周辺ではさまざまなサンゴが見られるほか、サンゴのもとに集まる小さな魚たちを目にすることができます。

 

川平タバガーは、遠浅の海ということもありシュノーケリングで海中の風景を楽しめます。なお干潮時は潮が引き、泳ぐことが難しくなる場合があるので、干潮の時間帯に泳ぐことは控えておきましょう。

 

地形好きなら、吉原のダイビングスポットも


川平タバガー周辺でダイビングを楽しみたいなら、ダイビングショップからダイビングスポットへと向かってみましょう。

川平タバガーの近くには「吉原」のダイビングスポットがあります。近くのダイビングショップからはボートで5分程度です。

 

吉原の水深は15m前後と比較的浅めですが、アーチやトンネルがある地形となっており、地形好きのダイバーなら一度は潜ってみたい場所です。また、水深が比較的浅めであることから、初心者向けのダイビングスポットとなっています。

さらに、「エビ穴」という穴もあり、大きめのエビを見かけることもあります。

 

石崎半島では、マンタに遭遇できるかも!


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画像提供:ダイビングチームうなりざき石垣店

川平タバガーの近くにある石崎半島は、大型のエイである「マンタ」と遭遇できるスポットとして知られており、「川平石崎マンタスクランブル」と呼ばれています。

マンタは、春から秋にかけて遭遇しやすくなります。特に、秋はマンタの数が増えやすくなるので、より遭遇率が高まります。

なお、北風が吹きやすくなる冬場は、海が荒れやすくなるために、石崎半島の近くに行くことは難しくなります。

穴場的なスポットの「川平タバガー」には、手つかずの自然が残されています。また、川平タバガーでは、シュノーケリングが楽しめますが、川平タバガーの周辺には、魅力的なダイビングスポットもあります。

開放感あふれる石垣島で、思いっきり海を楽しんでみませんか。

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