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お土産に見かける星砂が多く広がる星砂の浜!

2017.07 09

毎年多くの観光客が訪れる人気観光地の竹富島


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沖縄県の八重山諸島に竹富島という島があります。石垣島から高速船で10分という場所に位置し、水牛車がゆっくりと歩くのどかな風景が広がる島です。様々な蝶が生息していることから「蝶の舞う島」などとも呼ばれています。赤瓦の民家を始め、古き良き沖縄の町並みや伝統が残るこの島には毎年数多くの観光客が訪れます。

 

竹富島にはいくつかの有名な海岸がありますが、そのうちの一つであるコンドイ浜は2016年にトリップアドバイザーが発表した「トラベラーズチョイス 世界のベストビーチ2016」において日本のベストビーチランキング5位に選出されました。

  

真っ白な砂浜やターコイズブルーの海がとてもきれいな海岸で、一応、海水浴場になってはいるのですが、遠浅なので干潮の時に泳ぐのは難しいかもしれません。

  

コンドイ浜から徒歩15分程度の距離にあるカイジ浜は、潮の流れが速いため遊泳は禁止されています。沖縄の空をオレンジ色に染める夕日や満天に輝く星空が見どころで、星の形をした砂が散らばっていることから別名「星砂の浜」とも呼ばれています。

 

この星砂の正体は有孔虫という原生動物の殻で、浜に打ち上げられて砕ける前の状態のものを指します。西太平洋の熱帯・亜熱帯地方などに分布していますが、ハワイや中央太平洋などでは見られません。日本では竹富島の他に同じ沖縄県の西表島にも星砂の浜が存在します。

 

また、この星砂は幸運を呼ぶ砂として全国的にも有名で、少量を小瓶に入れたお土産も販売されています。毎年この星砂の浜には観光客が多く訪れますが、最近では潮流の変化などから星砂の量も減少しているそうです。

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初級者から上級者まで楽しめる竹富島周辺のダイビングポイント


そんな竹富島は周囲の自然環境に恵まれており、西表石垣国立公園にも指定されています。日本最大規模のサンゴ礁である石西礁湖に囲まれ、周辺にはダイビングポイントも多数あります。波も小さく、水温も高いためシュノーケリングなどもおすすめです。

 

特に島の南側のエリアには、サンゴに生息するデバスズメダイの群れに太陽の光が反射してきらきらと輝く様子が見られる「デバパラ」、真っ白な砂浜にサンゴの根が散らばる「竹富南ミドルブック」、青色に透き通る海中世界がとてもきれいで運が良ければマンタやマダラトビエイ、カメなどの貴重な生物にも出会える「シャークホール」など、ダイビングポイントがたくさんあります。

 

北側のエリアにある「竹富海底温泉」は海中にあるすり鉢状の間欠泉から約48度のお湯が噴き出すというポイント。時間帯によっては、観賞用としても人気のある鮮やかな色をした熱帯魚ニシキテグリの産卵シーンなども見ることができます。

 

竹富島の南西に位置する黒島との間には、ウミウチワやキンギョハナダイなどの群れが見られる「マルグー」や、水深30mまで落ち込む迫力のある地形が特徴的な「竹富南トカキンの根」など、南側のエリアとは違った海中世界が堪能できるポイントが存在します。

 

これらのダイビングポイントは初級者から上級者まで幅広く楽しむことができます。ダイビングに加え、水牛車観光、レンタサイクルなどがセットになったお得な観光プランなども多数用意されているので、これらを利用すれば通常よりも安く楽しむことが可能です。南国気分を存分に味わうことができるこの竹富島。興味がある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

 

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