観光地として人気のフィリピン・セブ島 どんなダイビングが楽しめる?
ダイビング天国「フィリピン・セブ島」
セブ島は、フィリピンを代表する有名なビーチリゾートエリアとして知られており、青い空とマリンブルーの海が広がっています。最近では、格安の英語留学先としても日本人に人気です。
白い砂浜が広がるフィリピンの海は海水浴にも最適ですが、ダイビングにおいても世界的に人気の高いエリアの一つとして知られています。
こちらでは、そんなセブ島でおすすめのダイビングスポットや、セブ島ならではの「ジンベエダイビング」など、セブ島でダイビングをするときに知っておきたいことについて、多数あるダイビングスポットの中から一部をご紹介します。
フィリピンの代表的なリゾート地 セブ島
セブ島は、フィリピンを代表する有名なリゾートビーチとして知られていますが、一般的には、リゾート地としてのセブ島は、セブ島の東側に位置するマクタン島を指すことが多いです。
マクタン島内には空港もあり、ビーチまでは車で20分ほどなので、リゾートエリアへのアクセスも容易です。
また、マクタン島周辺には多くの島々が点在しており、内海の地形となっていることから、海は穏やかであることが多いです。そのため、マクタン島周辺は、ダイビングに最適なスポットと言えるのです。
マクタン島周辺でダイビングするなら、どこがいい?
マクタン島周辺でダイビングするなら、マクタン島の北東側に位置する「シャングリラ」があります。シャングリラは初心者に最適なダイビングスポットです。
全体的には砂地となっていますが、所々にサンゴも見られ、サンゴの合間には熱帯でよく見られるカラフルな魚たちを目にすることができます。
また、マクタン島の南側に位置する「アグス」は断崖状のドロップオフとなっているため、中級者向けのダイビングスポットとなっています。ドロップにはさまざまなサンゴが生息しており、サンゴの壁とも言えるような光景が広がります。
マクタン島からボートで南東の方向に移動するとオランゴ島がありますが、オランゴ島のダイビングスポットに「タリマ」があります。
タリマは、浅瀬では傾斜状のスロープとなっており、初心者向けのダイビングスポットとなっていますが、深いところはドロップオフとなっており、中級者向けとなっています。タリマでも、サンゴやさまざまな魚たちに出会えます。
画像提供:BLUE CORAL
セブ島と言えば「ジンベエダイビング」
セブ島のダイビングで特徴的なのがオスロブの「ジンベエダイビング」です。
ジンベエダイビングとは、巨大なサメである「ジンベエザメ」と一緒に泳ぐダイビングです。サメというと、人間を襲うようなイメージがありますが、ジンベエザメは基本的に人を襲うことはなく、水面付近をゆったりと泳いでいます。
サメと一緒に泳ぐという経験はなかなか味わえないことです。
しかも、オスロブのジンベエザメは、地元の漁師が餌付けに成功した"野生"のジンベエザメということが人気のポイントでもあります。
セブ島で南国の海を満喫しつつ、ジンベエザメと一緒にダイビングすると一生の思い出になることでしょう。
画像提供:BLUE CORAL
セブ島でダイビングするなら、いつが最適?
セブ島周辺でダイビングするなら、基本的にはどのシーズンでも楽しむことができますが、最も適しているシーズンは、3月から5月頃となります。この頃は気温が高く、また、風も穏やかであることが多いためです。
セブ島では、年間を通して最高気温は32度前後となっており、1月から2月にかけても最高気温は30度前後の日がほとんどです。また、水温は年間を通じ、28度から30度前後であるため、1年を通してダイビングしやすい水温となっています。
なお、6月から10月にかけての雨期は、スコールのような雨が一時的にザッと降りやすいものの、晴れ間ものぞくため、ダイビングは十分に可能です。
また、9月から10月にかけては台風シーズンですが、フィリピンは南ほど台風の影響を受けにくい傾向にあります。セブ島周辺では台風の影響は比較的少なめですが、念のため、気象情報を確認しておきましょう。
画像提供:エメラルドグリーン
日本人にも人気の高いセブ島は、ダイビングスポットとしても最適な場所です。
こちらではほんの一部をご紹介しましたが、フィリピンには、モアルボアルやドゥマゲッティ、ボホール、ボラカイ、マラパスクアなど、まだまだ沢山の魅力的なダイビングスポットがあります。
年間を通じてダイビングを楽しみやすいセブ島で、存分にダイビングを楽しんでみてはいかがでしょうか。