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沖縄でダイビングするなら必見!沖縄の気候と各島へのアクセス

2017.04 28

日本のダイビング天国「沖縄」気候の特色とアクセス

 

ご存知の通り、沖縄は大小合わせて113の島で形成されており、そのうち有人島は26島あります。
沖縄においては、ダイビング内容にも各島の素晴らしい個性があるので、どの島もおすすめのダイビングポイントが満載ですが、ダイビングをするにあたっては、気候や各島へのアクセスが気になるところです。

 
沖縄の気候は、どのような特色があるのでしょうか。また、各島へはどのようにアクセスすれば良いのでしょうか。
こちらでは、沖縄の気候の特色と、特に人気の高い島へのアクセスについてご紹介します。
 
沖縄の気候の特色について


沖縄は南に位置することもあり、本州などと比べると温暖な気候となっています。
6月から9月にかけては、最高気温が30度を超えることが多く、7月から8月にかけては最高気温が32度前後となります。
しかし、沖縄は海に囲まれていることもあり、フェーン現象が起きにくいことから、最高気温が35度を超えることはほとんどありません。なお、湿度は全体的に高めで、夏場の湿度は80%前後となります。
 
冬場の最高気温は20度前後、最低気温は15度前後です。春や秋は最高気温が28度前後に達し、やや暑さも感じられます。
沖縄で雨が多いのは、梅雨の期間となる5月から6月頃と、台風シーズンとなる8月から9月頃となります。
 
沖縄の梅雨は、しとしとと降るのではなく、スコールのようにザッと降り、晴れ間がのぞくのが特徴的です。また、台風は、沖縄に強い勢力で訪れることがあるので、気象情報を確認しておきましょう。

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各島へのアクセスについて


沖縄本島を除く離島で、有名なダイビングスポットがある島と言えば、慶良間諸島(阿嘉島・座間味島・渡嘉敷島)、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島があります。
早速、それぞれの島へのアクセス方法について見ていきましょう。

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慶良間諸島のアクセス
阿嘉島、座間味島、渡嘉敷島へは、那覇市内にある泊港(とまりこう)からフェリーや高速船が運航しています。
 
阿嘉島、座間味島へは、フェリー「フェリーざまみ」と高速船「クイーンざまみ」で行くことが出来ますが、阿嘉島を経由しない便もあるので注意が必要です。
所要時間は、フェリーざまみの場合、阿嘉島まで約1時間30分、座間味島まで約2時間(阿嘉島を経由しない場合は約1時間30分)です。クイーンざまみの場合、阿嘉島まで約50分、座間味島まで約1時間10分(阿嘉島を経由しない場合は約50分)です。
 
渡嘉敷島へは、フェリー「フェリーとかしき」と高速船「マリンライナーとかしき」で行くことが出来ます。
所要時間はフェリーとかしきで約1時間10分、マリンライナーとかしきで約35分です。

尚、各船、点検・修理の為にドックに入る期間は運休してしまう為、運休期間はHPで確認しておきましょう。
 
久米島へのアクセス
本州から航空機で向かう場合は、羽田空港からのみJTAが直行便を運航していますが、基本的には那覇経由となります。那覇空港からの所要時間は約35分です。
那覇の泊港からはフェリーも運航しており、所要時間は約3時間20分(渡名喜島を経由しない場合は約2時間50分)です。
 
宮古島へのアクセス
本州からは羽田空港、関西国際空港からの直行便が運航しています。
宮古空港までの所要時間は、羽田空港からは約3時間、関西国際空港からは約2時間30分です。また、那覇空港からの所要時間は約45分です。
 
羽田空港や関西国際空港の地域からは、宮古島まで直行できますが、国内の他の地域からアクセスする場合は、那覇空港経由で宮古島へと向かうと良いでしょう。
尚、中部国際空港や福岡空港は、航空会社の臨時便で直行便が運航するシーズンもあるので、航空会社のHPでご確認ください。

石垣島・西表島へのアクセス
西表島にアクセスする場合は、石垣島を経由します。
石垣島へ飛行機でアクセスする場合、本州からは羽田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が運航しています。また、夏期のみ福岡空港からも直行便が運航しています。
 
石垣空港までの所要時間は、羽田空港からは所要時間は約2時間50分、関西国際空港からは約2時間25分、中部国際空港からは約2時間35分です。また、那覇空港からは約1時間です。
石垣島から西表島にアクセスするには、船での移動となりますので、石垣空港から石垣島離島ターミナルまで移動しましょう。この石垣空港と離島ターミナル間にはバスが運行しています。所要時間はバスの便にもよりますが、40分~50分ほどです。また、タクシーを利用する場合、約30分です。
 
石垣島から西表島の大原港までの所要時間は、直行便の場合約35~40分、竹富島経由の場合約50~55分となります。
 
与那国島へのアクセス
日本で最も西に位置する与那国島に飛行機でアクセスする場合、那覇空港、または石垣空港からとなります。本土からの直行便は運航していません。

与那国空港までは、那覇空港からは約1時間40分、石垣空港からは約35分となります。なお、那覇空港からの便は1日1便、石垣空港からの便は1日3便となっています。飛行機で与那国島へと向かう場合は、飛行機の乗り継ぎを考えながらプランを立てましょう。
 
そのほか、石垣島離島ターミナルからは、与那国島行きの「フェリーよなくに」が週2便運航しています。所要時間は約4時間です。なお、海の状況によっては、欠航となる場合があります。

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画像提供:マールプロモーション(宮古島)/ホットマングローブ(西表島)
 
沖縄の離島には、まだまだ手つかずの自然が残されており、ダイビングには最適な場所と言えます。幻想的、そして神秘的に感じられる沖縄の海で、思い思いにダイビングを楽しんでみましょう。

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